今年は「カレー鍋」なんだそうで。

今年は「カレー鍋がきてる」んだって。

ブームは意図的に作られるもんだと思ってるけど、
それにしても強引に紹介されたカレー鍋。

イタリア食材を使ったり、メキシコ帰りの友がメキシコ食材を使ったりして、
まあいろいろ本場ものを食べよう。というテーマの飲み会をやったときに、
カレー鍋を作ると言って三軒茶屋のカレー鍋の名店（？）から、
わざわざペットボトル入りのカレー鍋の素を持ってきて、
家中をカレー臭くしてくれた人が一人いました。

カレーって、何もかも飲み込んでしまうパワーがあるから、
そういうのってバリエーションを楽しもうという日には、
まったくそぐわないだろー。と非難轟々だったんだけど、
「今年、きてるから。」と強引に作られたのですが、
これが、アナタ。

・・・・はまりました。ウマイ・・・・。

入れる具材はいろいろらしいんですが、
玉ネギと豚肉と、そして、レタス！がバッチリでした。

食べる直前に入れて、ちょっとシャキシャキ感を残すのがコツです。


お取り寄せもできるらしいですよ。
カレー鍋


イタリアにぜんぜん関係ないな～。
じゃあ、イタリアでカレーを作るときの話をしようかな。

イタリアでもたまーにカレーを作るんですが、
（もちろん市販のカレールーを持って帰って簡易に作ります。）
カレールーの裏書にあるように作っても、ぜんぜん知ってるカレー味にならないのです。
それはなぜかというと、
具材、つまり、じゃがいも、人参、玉ネギ、お肉のそれぞれの味が強烈過ぎて、
カレーの味が負けちゃうんだと思うの。
水が硬質ってのもあるかもしれないな～。

で、玉ネギをバターでじーーーっくり炒める。
カレールーを3種類くらいメーカー違いで混ぜて投入する。
水はレヴィッシマ（比較的軟水のミネラルウォーター）を使う。
などすると、なんとなく美味しいカレーになると、
在住歴の長い日本の方から教えてもらいました。
（彼女はボブです。）
日本でもそんな風に手間をかけると美味しくなると思うけど、
カレールーのくせに、面倒ですがな。

ちなみに、カレーライスはイタリア人にはおおむね好評ですが、
怖がって食べられない子供もいました（笑）。
確かにねー、生まれて初めて見たらちょっとギョッとするよね、カレーって。
特に色が濃い目でドロリとしたタイプだったりすると・・・。





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