「君たちのためにテーブルだよ。」

と言って、バールのご主人が用意してくれたのは、

牛乳を運ぶコンテニトーレ（小さなコンテナ）。
クルッと逆さまにして、その上に広告を２枚。

「Tavorino!(タヴォリーノ)」（ソファテーブル）と笑って、
その上にグラスを置くと・・・

「これじゃ低いね。」と言いつつ、
コンテニトーレを二つ重ねにして高さ調節もしてくれました。
親切なんだか、なんだか・・・ローマのうららかな午後のひととき。

注：写真はただいま一緒に仕事中のカメラマン・ジョバンニさんです。
「この写真の俺って、このコンテニトーレ運んできた牛乳屋のおやじみたいじゃない？」
・・・と、危惧する（そう見えなくもない）ので、念のため注釈つけました。
とても繊細な写真をお撮りになる方です・・・。


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