マルチェロ・マストロヤンニな夜

今、Bunkamura ル・シネマで「マルチェロ・マストロヤンニ」の映画をやってまして、
今週末までってことで慌てて滑り込みセーフ。
観てまいりました。

「甘い追憶　Una vita dolce」というドキュメンタリー映画。
フェデリコ・フェリーニやルキノ・ヴィスコンティへのインタビューもあり、
なかなか興味深い内容の映画でございました。



あるプロドットーレの、
「地域性が特徴であり、それが出てしまうイタリアの俳優の中で、
地域性を消しているのにイタリアの典型を表した稀代の俳優」というようなコメントが、
とてもよかった。
トトやアルベルト・ソルディは、寅さんみたいに国内受けだけど、
マルチェロ・マストロヤンニはそういった意味で世界受けなんですね。
「ああ、イタリア人」って感じ。

しかし、マルチェロ・マストロヤンニは、ええ！
ゆるい感じがとても。
と言いつつ、見た目については、
「ゴッド・ファーザー　パート１」のアル・パチーノの方が、
どうしても好きですが。

マルチェロ・マストロヤンニの映画で私の好きなのは、
「昨日・今日・明日」と「みんな元気」と「ひまわり」。
「甘い生活」は途中で寝ちゃった（長いから）。
「ペレイラ」と「最後の一日」を観たいな～Amazonあたりで買えるのかしらん。


イタリア仲間とマルチェロ鑑賞後は西麻布「礼三」で、
イタリアワインと激旨料理。
話題は「イタリア」と「イタリアワイン」と「イタリアの旨いもの」のみ。
イタリア人よりイタリアに詳しい仲間たちの話は、
非常に面白いのです。

ところで、「礼三」。
通い詰めたい、もしくは、嫁に欲しい！という程旨いの。何もかも。
お通しの豚の角煮は、30個は食べられる。
旨い旨いと最初から興奮してしまいましたが、
「他にも美味しいものあるから。」とたしなめられつつ、
鼻息荒く食べたごぼうの塩和えやナスの煮浸し・・・。
あ～また行きたい！

ちょっと難しい場所ですが、店データ
西麻布　礼三
住所：西麻布1-4-23
℡：03-5411-3929






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