４回目のノッテ・ビアンカはどうやら成功の模様

昨夜、９月９日はローマの恒例イベント「notte bianca(百夜)」でした。
一晩中、美術館や店舗がオープンしたままになり、
各広場でコンサートやオープンエアの映画などの催しものが
てんこもりに開催されました。

今年で４回目となるこのイベントですが、
初回（２回目だったっけ？）は停電騒ぎが起こり、
夜中も走るのだ～と自慢気だった地下鉄も止まって、
中に閉じ込められた人もいて、
散々だったらしい（私はパレルモにいて参加せず）。
昨年も大雨を伴う嵐だったし、
「ノッテ・ビアンカの夜は何かある」と噂されてましたが、
今年は大丈夫だったようです。

ガソーメトロ（昔々に使われていたガスポンプ）もライトアップ。
暗闇に浮かび上がる幾何学模様。
テヴェレ川の川面に反射して幻想的。

普段、この手のモダンなライトアップものが少ない（というかほとんどない）ローマだけに、
「おお、美しい～！！」と皆しみじみ。
写真を撮る人々で大騒ぎでした。

たまにあるから、いい。
いつもチカチカしてたら、ありがたみは薄れるよね。きっと。
何事も過ぎたるは及ばざるが如し。って感じを実感させてくれるローマ。


このイベントで夏を総決算。
さあ、秋だ。仕事に戻ろう。といった意味合いがあるらしい。


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