ブログお引越ししました!
現在運営中のブログはこちら↓↓↓
NEWローマの平日シチリア便り 新しいブログにも、遊びに来て下さいね♪ Le immagini di questo sito sono protette dalle leggi sul diritto d'autore.Senza l'autorizzazione dell'Autore vietata ogni riproduzione.e Copyright SAWAKO IWATA カテゴリ
全体 いつものローマ 魅惑のシチリア 美味なるピエモンテ ベッラ・ナポリ イタリアの穴場など イタリアの旨いもん イタリアの流行りもの マダムのファッションチェック! イタリアの旅のコツ ためになる?!イタリア人の教訓 イタリアから見た日本という国 番外フランスやら他の国 イタリア取材こぼれ話 イタリアへの道 トーキョーの平日 *プロフィール* 以前の記事
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
と、いうわけで続き。 ドキドキで出発した初イタリア一人旅ですが、 しょっぱなからやられました。 アリタリアに。 フィレンツェに2週間短期留学をするために、 東京→ミラノ→フィレンツェと同日にフィレンツェまで行ける様に チケットの手配をしてました。 それでも、夜23時頃にフィレンツェにつくってことで、 「大丈夫かな」「タクシーはすぐ見つかるかな」と 不安でいっぱいいっぱい。 ところが、出発数日前になって、旅行会社から、 「あ!この日はちょうど冬時間から夏時間に変わる日で、 時間の関係でミラノでのトランジットができませんね」と連絡が。 「東京→ミラノ→ローマ→フィレンツェだったら、 なんとかトランジットタイム(1時間以上余裕があること・・でしたっけ?)に 間に合うので、これでお願いします」と言われました。 ミラノ→ローマは乗り換えがなく、乗ったままだから、 ちょっと面倒だけどまあいいか、とそんなややこしい便を予約しました。 (今だったら、どうするかな。 ミラノで1泊して翌日電車で行ったかもしれません) トランジットタイムが少ないので、機内預けにしないで、 手荷物で行ってくれ。なんてそんなムリなお願い付きのコースをよしとし、 不安を抱えて機上の人となりました。 ミラノまでは順調だったアリタリア機。 ミラノからローマに飛び立つときに、なーぜーか、遅れが出て、 飛び立ったときには、すでに1時間近い遅れ。 「こここここここれじゃあ、ローマでフィレンツェ便を逃す!」と、 もう気が気じゃありませんでした。 日本人乗務員の方に、「フィフィフィレンツェに行かなければならないんですぅぅ」と 上空で告げると、「え?あー間に合わないかもしれませんね。」 「それだと困るんです、ローマなんて降りたこともないのに!」と 涙目で訴えると・・・すごーく親切な方で、 「じゃあ、フィウミチーノ空港に連絡を入れます。」と。 着陸態勢に入る前に、ザワザワとイタリア人乗務員も私の周りに集まって、 「えーどの子どの子?絶対今日中にフィレンツェ似つかなきゃならない子って?!」って感じで。 不安(過ぎる)な表情の私の周りで、 「大丈夫だよ、なんとかなるよ」 「もし乗れなかったら、僕のうちに泊めてあげるよ(←定番ですね)」 などなど、親切というかおせっかいというか。 やいやいやってたわけです。 そのうち、 「エコノミーより、ビジネスの方が早く降りれるから、 ビジネスのドア近くの席に移動しなよ。」と言われました。 それだけでも十分なほどの親切にもかかわらず、 「ローマでの国内線の乗りかえって難しい?だれか地上職員でアテンドしてくれる人を 用意するように言ってください」なんてことを言った私。 すると、 「着陸態勢に入ったら電話してみるわね。」とまたまた親切なお姉さん。 すでに予定のフィレンツェ便は出発時間を30分も過ぎたとき、 私はまだ機上の人。 それでも「大丈夫よ~」と何が大丈夫なのかわからないんだけど、 機内で元気付けられていました。 さて、機体がフィウミチーノ空港につき、待ちに待ったドアの開錠。 そのときには、乗務員の数人が、 「5、4、3、2・・・」とカウントダウンですわ。 「ゼロ~~~!」で開いたドア。 そこには、超イケメンの地上職員のお兄ちゃん。 ドアから飛び出した私に「フィレンツェ?」と聞きました。 やっぱり涙目でうなずくと、こっちこっちと手招きして、 一緒に走ってくれました。 後ろでは「In bocca al lupo~~!チャーオー」と声が聞こえました。 ※In bocca al lupoは、試験の前などにげんかつぎでかける言葉です。 そしてフィレンツェ行きのプロペラ機(ビックリ)に到着し、 中に入ると・・・ぎっしりの人。 1時間近い遅れになったのは、そう、私のせい。 (っていうか、待っててくれるってスゴイですよね) 「I'm sorry」と恐縮しながら乗り込むと、 やーな顔は感じず、皆、ニコニコしてくれて、 これまたビックリでした。 そんなわけで、当初の予定通り、フィレンツェに到着できたんだけど、 日本出発のときに想像していた不安をはるかに乗り越える、 ドラマを演じてしまったため、気の抜けようったらありませんでした。 「あ~・・・イタリアって、なんとかなっちゃうのね。」と、 その後もずーっと感じつづけるイタリアへの印象を、 初めて感じた出来事でした。 イタリア人の心の余裕には、本当に感心しました。 まあ、それもまだリラ時代の古き良きイタリアだったのかもしれません。 きっかけはハワイ。は相当先かも。 つづく。 励みになってます。ありがとうございます! 人気Blogランキングへ
by sawabonroma
| 2006-02-17 11:44
| イタリアへの道
|
ファン申請 |
||